QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




NLP-人生の質を変えるコミュニケーション・スキル

2012年2月 3日 17:07

「無理だと思い込んで」やっていないことがありませんか?

日常生活の中で「無理だと思い込んで」やっていないことが
ありませんか?

先日、講座の受講生20名で懇親会をしました。

お酒が揃う前に
「皆さん、全員の名前をご存知ですか?」と聞くと、

「ほとんど知りません」
「一人も知りません」
「全く・・・・」
  :
自信を持った声で返ってきました。

「では、お酒が揃う前に、全員が全員20名の名前を覚えましょう」

すると
「えー、覚えられないすよ」
「無理無理、私はできない」
「ダメ、ダメ、できない、できない」
「名前を覚えられないという自信があります」

そのような声があちらこちらから聞こえてきました。


しかし、挑戦することになりました。
最初は無理だといってた人も真剣に覚え始めました。

10分後、一人ずつ披露してもらいましょう。
「○○さん、□□さん、△△さん・・・・・・・」
     :
     
全員が全員20名の名前を覚えきりました。

「えー、できた!」
「覚えられるんだー」
「覚えたけれど、すぐ忘れてしまうのではないかな」

いろいろな驚きの声が聞こえてきました。


特に仕掛けやテクニックはありません。
ただ、一人ひとりが「覚える」と決意をしただけでした。


このメンバーは週一回1時間半の講座で会うのみです。
翌週の講座でのグループワークでは、お互いに名前を呼び合って
いました。


2週間後、再度懇親会が開かれました。

「皆さんの名前を覚えていますか?」

「全員覚えていますよ」
「たぶん・・・」

何人かがその場で披露して下さいました。

「無理無理、私はできない」
と言ってた女性もすらすらと言いきりました。
皆さんから拍手を浴びて、満足げでした。

他のメンバーもきちんと覚えていました。

「名前を覚えられないと思っていましたが、覚えられるんですね」
「2週間経っても覚えているのには驚きました」

との声が多く上がりました。


今まで「無理だと思い込んでいた」ただけなんです。
自分で自分を制限していただけなんです。

イチローや水泳の北島選手のようにスーパー・マンになるのは
たやすくありません。

しかし、日常の中で「無理だ」と思い込んでいて、やっていない
簡単なことたくさんあります。

「時間がないからできない」
「自分には、能力がないからできない」
「忙しいので、無理」
「そんなの無理」
    :
    
"本当にそうですか?" 自分に問いかけています。

2012年1月22日 21:59

話しことばでは語尾を丁寧にする

ビジネスホテルのレストランで朝食を取っていると、女性フロア
スタッフと男性客との遣り取りが聞こえてきました。

 「和定食と洋定食がありますが」
 「洋定食をお願いします」

 「玉子は、スクランブル・エッグ、オムレツ、目玉焼きが
  ありますが」
 「オムレツをお願いします」

 「飲み物はコーヒーと紅茶がありますが」
 「コーヒーをお願いします」

遣り取りの声がする方に思わず顔を向けてしまいました。

男性客の返事が気になったのです。
丁寧なことば使いで、その響きが心地良く聞こえたのです。

みるとサラリーマン風の40歳位の男性客です。

女性フロアスタッフの質問にひとつ一つきちんと
「~をお願いします」
と答えていたのです。


今方、私はどのように受け答えをしていただろうか。

 「和定食と洋定食がありますが」
 「洋定食を」

 「玉子は、スクランブル・エッグ、オムレツ、目玉焼きが
  ありますが」
 「えーっと、オムレツ」

 「飲み物はコーヒーと紅茶がありますが」
 「コーヒーを」

こんな具合でした。

語尾をきちんとすると、丁寧に聞こえることは知っていましたが、
これほど心地良く聞こえるとは思いもしませんでした。


以前に、元NHKアナウンサーだった鈴木健二さんの本を読んだとき
にこんなことが書いてあった記憶があります。

 敬語を使うことは大切です。しかし、語尾を雑に扱うと汚く聞こ
 えます。文中の敬語は少々間違っても語尾を丁寧に扱うと綺麗に
 聞こえます。なので語尾を大切にしましょう。

 

どこかの窓口を訪れたとしましょう。
次の二つのどちらが心地よく聞こえますか?

①「お手数ですが、こちらにご住所とお名前を書いてください」

②「お手数ですが、こちらに住所と名前をお願いできます
  でしょうか?」
 
敬語の原則からいうと、相手の「住所」と「名前」には丁寧語の
「お」「ご」をつけて「ご住所」「お名前」というのが本当です。

ただし、書き言葉と話し言葉は少々異なります。
話し言葉では、文の中で「お」「ご」を付けるとうるさくなることが
あります。

なので、原則でいうと次のようになります。
「お手数ですが、こちらにご住所とお名前をお願いできます
 でしょうか?」


先ほどのフロアスタッフと男性客の遣り取りが、私に心地よく響い
ていたのは、短い遣り取りの中でテンポ良く「~をお願いします」
が連続して聞こえてきたからでしょう。


一週間、「語尾を丁寧に話す」ことを意識してみます。

2012年1月 7日 01:14

心に残ったことば

既にニュースでご存知かと思います。
日本バレーボール協会名誉顧問の松平康隆さんが昨年12月31日
亡くなりました。心より追悼の意を表します。

1972年ミュンヘン五輪で男子バレーを金メダルに導いたときの
監督です。リアルタイムで見ていた私は興奮したのを覚えています。

その後、本やラジオや講演などで松平さんに接するたびに、私の
中に入り込んできた言葉がたくさんあります。

その言葉をいくつか紹介しましょう。

【首の皮が一枚つながってるよ】

 ミュンヘン五輪での準決勝対ブルガリア戦。
 2セットを先取され、第3セットも4-7でブルガリアがリード。
 絶体絶命のピンチ。
 
 タイムをとり新たな選手を投入。
 そこでひと言「まだ、首の皮が一枚つながってるよ」
 
 そこから第3セットを逆転し、第4,5セットも取り逆転勝利。
 「ミュンヘンの奇跡」と呼ばれました。
 
 決勝では東ドイツを3-1で破り金メダルを手にしました。


 これ以来、仕事や何かをしていて自分がピンチに立ったり、
 もうダメだと感じたときに、ブルガリア戦の逆転劇とこの言葉を
 思い出します。
 
 「まだ、首の皮が一枚つながってるよ」


【不器用だから世界一になれた】

 松平さんがTBSラジオで話されたことです。
 
 "世界一のセッター"と称された猫田勝敏さん(1983年没)は、
 本当に不器用な選手だった。
 
 だから、トスを徹底して練習した。ただトスを上げる練習を
 繰り返していた。
 
 そして、試合ではスパイクを打つ選手に合わせて高さ、タイミ
 ングともに的確にトスを上げた。
 
 スパイクを失敗したとき、その選手は「トスは完璧だったのに、
 オレがミスをした」と言わせるほどだったという。
 
 
 この話しを聞いて以来、自分が苦手だと思っていることでも徹底
 してやれば必ずできるようになると言い聞かせています。
 
 「不器用だから世界一になれた」
 
 
【負けてたまるか】

 これは松平さんの本のタイトルです。
 
 「"自分"に負けてたまるか」という意味です。
 
 試合や練習で自分に負けてしまう人が多いという。
 
 自分はダメだ。
 これ以上できない。
 いくらやってもうまくいかない。
 もういいや。
   :
 など弱気になることを戒めています。
 そんな自分に負けてたまるか、ということです。
 
 私もしばしばそんな弱気が出てきます。
 
 この機会に「負けてたまるか」を自覚したいと考えて、
 もう一度読もうと思い物置を探しています・・・・・。
 
 Amazonで買った方が早いと思い調べたら、古本でプレミアが
 ついていました。
 
 諦めないで探そう。


【チームワークとは自分の役割に徹することだ】

 これも大好きな言葉です。
 
 チームワークとはお互いに協力し合って何かをすることだと
 考えている人が多い。それは違う。
 
 スポーツに限らず組織においては、お互いが有機的なつながり
 を持ってチームが編制されている。
 
 なので、与えられた自分の役割に徹することが強いチーム
 ワークになるという。
 
 猫田選手のように、一瞬で相手の動き・状態を見極め、かつ
 その選手の技量をも考慮して正確にトスを上げる。
 それが彼の役割であった。
 


私は、松平さんの歯切れの良い語り口が大好きです。

なぜ歯切れが良いのかを話されたことがあります。

 母親は目が見えなかった。なので、ご飯を食べているときに
 美味しいという顔をしても分かってもらえなかった。
 
 「美味しい」のか「美味しくない」のかをきちんと言葉で表現
 する必要があった。
 
 ところが、日本語は語尾で決まる。
 「美味しい」なのか「美味しくない」のかは言葉の最後で決まる
 ので語尾をしっかりいう習慣がついたのです。

マネをしたいなと思っています。
語尾をはっきりすると説得力があるのです。


松平康隆さんの「最期の言葉」です(新聞より)

 「バレーボール一筋に人生を終えられて非常に幸せでした。
  自分の人生でやりたいことは全部できましたし、思い残す
  ことは何もない人生でした」

2012年1月 5日 20:54

目標の先にあるもの

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は実現できるどのような目標を立てましたか?
そして、その目標が実現したとき、どのような感情が沸きあがって
きますか?


私には中小企業診断士の友人がいます。

彼は生まれ育った故郷に帰って地域の活性化に取り組んでいます。

昨年末に会った際に、酒を飲みながらこんな会話がありました。

「地域の人に笑顔が戻ってきた。オレはワクワクしているよ」
「そうか~。自分の夢が叶いつつあるんだね」
「うん」


彼は大学卒業後システムエンジニアとして働いていました。
バイタリティがある彼は、部下や同僚から慕われ、上司からも信頼
されていました。

システムエンジニアにはよくあるように徹夜をし、会社に泊まる
こともしばしばでした。
お正月も帰省できずに仕事をしていることも多かったのです。

しかし、彼は仕事に生きがいを感じ楽しんでいました。


そんな彼が10年程前のお正月に何年かぶりに帰省しました。

駅に降りた瞬間、昔のような活気はなくひっそりと静まりかえって
いると感じました。

駅まで迎えにきてくれた兄の車で帰宅途中、商店街を通りました。
年末なのに商店のシャッターが降りたままでした。

「どうして店のシャッターが降りてるの?」

「郊外に大きな商業施設ができたんだよ。それ以来この駅前の
 商店街が寂れてきたんだ。シャッターを降ろしているところ
 は、店じまいしたところさ」
 
「そうなんだー。寂しくなったねー」

3日間のお正月を実家で過ごし、帰りも兄に駅まで車で送ってもら
いました。
商店街の同じ光景を目にして、やるせない気持ちになりました。


帰りの電車の中、なぜかシャッター商店街が頭から離れません。

電車の乗って1時間程したときでした。彼は呟きました。
「オレが生き返らしてやる。シャッター商店街に昔の勢いを取り
 戻してやる」


しかし、どうすれば良いのか全く分かりませんでした。

東京に戻るなり私に電話をしてきました。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、明日飲もう」

翌日、飲みながらいろいろ話しをしました。

彼の感情は一時的なものだろうと思い、知人の診断士の話をしたり
エンジニアの話しをしたりしました。
しかし、そこには彼の"故郷の商店街を生き返らせてやる"という
熱意が感じられました。

「中小企業診断士の勉強をすればいいよ」
私は気軽に答えました。


彼は早速勉強を始めました。

ほとんど前知識もなく、かつ他の受験者よりも数ヶ月遅れての
スタートです。

エンジニアという本職で忙しい中、彼は歩きながら勉強しました。

そして、8月に一次試験、10月に二次試験があり見事合格しました。

多くの人は3年位かかるそうです。

ほとんど前知識がなかったのに、短期間で合格したのはなぜか?

彼には凄い集中力と記憶力がありますが、当時彼が口癖にしていた
言葉にヒントがありました。

「オレが故郷の商店街を活性化する。そして昔のように活気のある
 街の人々の笑顔を見ることがオレの夢だ。それが実現したとき
 のことを考えるだけでワクワクする」

多くの受験生は、"診断士の試験に合格する"ことが目標でした。

しかし、彼の目標は診断士に合格することの先にある
"商店街を活性化し、皆の笑顔を見て自分がワクワクすること"
でした。これが大きな原動力になったのです。

その後、先輩の先生について勉強し数年前に故郷に帰り活動を始め
たのです。その成果が少しずつあがってきたのです。


あなたは、今年の目標が実現したときどのような感情が沸き起こり
ますか?

皆様にとって、今年もより良い実りある1年になりますよう
                                      祈っております。

2011年12月25日 01:54

日常生活の行動が変わった一年でした

今年の大きな出来事は何といっても3月11日の東日本大震災でした。

被災された方にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方
に謹んでお悔やみ申し上げます。

この震災は直接被災しなかった方々にも、多くの影響を与えたよう
に思います。

そのとき、私は東京の自宅にいましたが、勤務先にいらっしゃった
方が多いかと思います。

自宅に戻れずに会社にそのまま泊まった方、何時間も歩いて帰った
方、家族に車で迎えに来てもらった方、あるいは、一部動いた地下
鉄でようやく帰宅できた方などさまざまでした。

また、携帯電話が繋がらなくて、家族との連絡を取れず居ても立っ
てもいられなかったという話しも聞きました。

その後、何度も放映されるテレビニュースには大きな衝撃を受け
ました。


それから9ヶ月以上が過ぎました。人々の日常生活の行動にもその
影響を感じることがあります。

首都圏では電車が事故で止まってしまうことがときどきあります。

そんとき、乗客が、
 「開通するのが何時になるのか分からないとはないだろう!」
 「きちんと状況を把握しろよ!」
 「何をやってんだよ!」
などと、駅員に噛み付いている光景を見ることがありました。

しかし、最近は同じよう状況でも、そのような光景を見ることが
ほとんど無くなったように思います。

節電対策で街や駅の電気が薄暗くても、
 「この程度でも問題ないよね」
との声も聞こえてきました。

駅のエスカレータが動いていても、横にある階段を使う人が以前
よりも多くなったような気もします。


私の実家は茨城県北部ですが、屋根瓦が落ちて、まだ復旧して
いない家がたくさんあります。

「瓦の生産が間に合わないのですね」
というと
 
「津波で流された人に比べたら、何でもないですよ」
と返事が返ってきます。


私自身が一番変わったのは、先延ばしをすることが少なくなった
ことです。

私の部屋には本棚が二つあります。
「地震がきたら、倒れて下敷きになるよ」
と家族からいわれていました。

地震は幸い昼間だったので、下敷きにはなりませんでしたが、
本棚は二つとも倒れてしまいました。
夜なら私は本の下敷きになっていたでしょう。

これは危険だと感じ、翌日早速コンテナを発注して本を整理し、
倉庫にしまいました。即断即決、行動の早さに驚きました。

それ以来、先延ばしをすることが減ったような気がしています。

そうそう、倉庫入りした本は、2012年3月11日まで一度も
ダンボールを開けなかったら、中味を見ずにブックオフに持って
いくことにしました。

体験が人の考え方や行動を変えるということを実感しています。


2012年は明るい年になりますように。

 

プロフィール
宮本久男
宮本久男
芝浦工業大学大学院修了(技術経営修士)。
米国 NLP(TM)協会認定トレーナー。
日本企業・外資系企業のエレクトロニクス・エンジニアとして、商品企画・市場開拓・商品開発に従事。
その後、外資系企業にて新入社員・管理職研修講師として活躍。
現在は早稲田大学オープンカレッジ講師や豊富なビジネス経験をもとに官公庁、民間企業やビジネススクールなどで講師としても活躍中。
早稲田総研インターナショナル主催「NLP目標達成講座」講師。
詳細:NLP目標達成講座
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